Helix Coreサーバのトレースオプション
ここでは、Helix Coreサーバのトレースオプションの種類および使用方法について説明しています。
手順
Helix Coreサーバでコマンドトレースを有効にするには、p4d起動コマンドに"-v server=n"オプションを追加します。ログファイル名の指定は"P4LOG"または"-L"オプションを使用します。
指定可能なログトレースのレベルは以下の通りです。
-v server = 1:各コマンドの開始情報がログに記録されるようにします
-v server = 2:サーバトレースを拡張して、コマンドの開始と停止を含めます
-v server = 3:特定のコマンドに対して「計算終了」メッセージを追加します
-v server = 4:クライアントに送信されたエラーをサーバログに追加します
p4d -r /usr/perforce -v server=3 -p 1666 -L /usr/perforce/log
WindowsまたはOSXの場合、"p4 set"を使用して"P4DEBUG"変数を作成し、Helixサーバを再起動して有効化する方法もあります。
※ "p4 set"での設定はWindowsとOSXオペレーティングシステムでのみ動作します。
Windowsマシン上のUNIX系の環境(Cygwin等)では動作しません。
p4 set -S Perforce P4DEBUG=server=3
コマンド"p4 configure set"を使用することもできます。
p4 configure set server=3
トレース出力はログファイルに表示され、サーバが処理する各リクエストの日付、時刻、ユーザー名、
IP アドレス、およびコマンドが表示されます。
サーバはパフォーマンスの問題を特定するのに役立つ診断出力を自動的に生成します。この機能はデフォルトでオン(有効)になっていますが、"-vtrack=x"を指定して無効にしたり、出力レベルを調整することができます。リソースの使用率(CPU、経過時間、データベース I/O、ネットワーク I/O等)に関する特定の閾値を超えるユーザコマンドは、自動的にサーバエラーログ(P4LOG)に記録されます。
"-vtrack=x"で設定できるレベルは次のとおりです。
0:追跡を無効にする
1:すべてのコマンドを追跡する
2:ユーザ数が10未満のサーバについて使用量の超過を追跡する
3:ユーザ数が100未満のサーバについて使用量の超過を追跡する
4:ユーザ数が1000未満のサーバについて使用量の超過を追跡する
5:ユーザ数が1000を超えるサーバについて使用量の超過を追跡する
※ "-vtrack"がサーバのコマンドラインで提供されていないか、"P4DEBUG"で設定されていない場合、
追跡レベルはサーバライセンスファイルにリストされているユーザの数から計算されます。
"server"と"track"の両方のフラグを同時に有効にするには、次の操作を行います。
p4 set -S Perforce P4DEBUG = "track = 1 server = 3"
p4 configure set track = 1
p4 configure set server = 3